航海2

バケモノ

バケモノ

「…やっぱ化け物ね…」

クレアは二人の戦いを見て、呆れたように呟いた。

コングはナイフでの攻撃を右肩に受けながらも、タックルのスピードは緩めずにレイの後ろをとって裏拳をはなったのだ。

驚くべきことは、コングがその攻撃をレイは回避するだろう、と予測を立て、更に一歩踏み込み、右ストレートを繰り出していたことだ。

「…頼むから勝ってよ、レイ…さもなきゃ、あたしの未来はどす黒い暗黒色よ…」

せつに祈るクレアであった。