航海2

バーンハルト

バーンハルト

だが体が動かない!

バーンハルトはゆっくりとシンに歩み寄って来る。

「どうやら、刃に塗っていた毒が効いてきたようだな。年貢の納め時だ『白き悪夢』…地獄に行って貴様が殺した人々に詫びてこいっ!」

刃がシンの頭上に振り下ろされる。

その直前、一つの影がシンとバーンハルトの間に割って入った。

その影はバーンハルトの振り下ろした長剣を二本のナイフで受け止めていた。

影から声が聞こえてくる。

「クレア、シンを頼む。例の場所で落ち合おう」

レイは二本のナイフを構え、バーンハルトに切りかかって行く。

クレアはシンをおぶって、エアバイクに乗せ、

「しっかりつかまってなさいっ!」

街中の道を全速で突っ切った。