言葉
クレアはその言葉を聞くと黙ってしまった。
「クレアが僕を心配してくれているのはわかっている。でも僕達の旅は危険なんだ。クレアは子供達の為にも死ぬ訳にはいかないだろう?だから…」
「…理由ならもう一つあるわ」
クレアの目には激情が渦を巻いている。
「…あんたを襲った奴は多分装備からして『クロノス』か『レジスタンス』でしょ。二年前とあまり変わっていなかったわ…正直言って確かに最初はあんたの言うとおり、あんたが心配だっ、てのもあったわ…でも今はそれだけじゃない…ロイを殺した奴等が目の前にいるのかもしれないのに、逃げられるわけがないでしょ!」
クレアは一気にそう叫ぶと、黙り込んでしまった。